ARTIST ─────
技術と精神を
継承する者
継承する者
谷口 榮 TANIGUTI SAKAE
ガラスで絶賛を博する「光琳」シリーズを築き上げた師の情熱、美しき和の心を忘れることなく、ガラスという素材をよく知り向かい合う。師と同郷の自分が、黒木ガラスを未来へつなぐ者として認められた喜びと感謝。言葉ではなくものづくりを通し、この和魂を様々な形で伝えたい。
造形を一瞬で
生み出すガラスに
感動と感謝を込めて
制作工程の中では、いくつもの大切なポイントがある。
そこでタイミングを逃さない事を心掛けています。
自分の手を入れてしまったらカタチが戻らなくなる。
すべての工程が一発勝負なんです。
ガラスの持っている質感を大切に、一瞬一瞬に感動と感謝を込め、
瞬間の芸術をつくり続けます。
ガラス工芸作家
谷口榮
ひとりの作家として
生と死を心にとめて
生と死を心にとめて
田舎育ちということもあり、生と死を身近に感じています。
猪を殺して食べたり、鶏を殺して食べたり、自分で見てきたし、やらされてきたので、生きていくための尊さとか、そのためには犠牲もあるとか、そういった意味で生と死というのを心にとめて作品と向き合っています。
受け継ぐものとして
“あり続けること”
“あり続けること”
もちろん作家としてあり続けたい。と同時に、黒木先生の弟子としてもあり続けたい。そして黒木先生に教わった全てを、自分の背中を見てくれている後輩たちに託していきたい。
そうすることによって「伝統」になっていけたらなと思います。
谷口榮 略歴
1970年
宮崎県 旧須木村(現:小林市)生まれ
1994年
有限会社 グラスアート宮崎綾工房
(現:株式会社 グラスアート黒木)入社
国の「現代の名工」黒木国昭に師事
(現:株式会社 グラスアート黒木)入社
国の「現代の名工」黒木国昭に師事
2019年
グラスアート黒木所属作家として
「時空の旅」シリーズで活動開始
師である黒木国昭の代表作「光琳」
シリーズの継承を認められる
日本ガラス工芸協会正会員
「時空の旅」シリーズで活動開始
師である黒木国昭の代表作「光琳」
シリーズの継承を認められる
日本ガラス工芸協会正会員